シバタイヤ TW280いい感じです。同価格Z3との比較

さあさあ、シバタイヤ TW280(以下 TW280)を履いて4ヶ月ほど立ち、溝もかなり少なくなってきましたのでようやくレビューのようなものを書くことができます。履いた車はS2000です。
ダンロップのDIREZZA Z III(以下Z3)とも比較しますが、同サイズではないことに注意してください。同サイズではなく、近い価格で買えるサイズでのレビューです。今回では、Z3 205/55R16と225/50R16で6万後半に対し、TW280 225/45R17と245/40R17で6万円中盤です。
Z3などのハイグリップタイヤがネチャネチャした表面なのに対し、TW280はサラサラ系だというのは公式ブログでも紹介されていますが、まさにその通りでした。抵抗感も少なく、ハンドルも軽いです。本当に全くグリップしない雰囲気が伝わってきて慣れるまではかなり怖いです。サラサラなので食わないかと思いきや結構食うという不思議な感覚です。
限界挙動を迎えた時は、130km/h程度出るコーナーならサラサラ〜と流れていく感じでした。たまに急に来ますかねやっぱり。フロントは過度に限界突破するとゴリゴリゴリっとかなり硬い音がします。
正直なところで言うとZ3に対して絶対的なグリップは当然落ちていました。フロントが特に落ちており、セッティングが同じであれば20mm太いTW280のほうがすぐにアンダーが出ました。(キャンバーをつければ解消されました。)逆にZ3はそんなに荷重をかけなくても曲がっていく感覚でしたね。逆にリアタイヤは20mm太くしただけの安定感がかなり増し、Z3ではオーバーで全く曲がれない、立ち上がりも踏めない、という状態でしたが、TW280で幅を増してからは少し流れるながらもかなり安心したコーナリングができるようになりました。幅が太くインチが大きい方が良い場合というのも多々ありますので、安くそこそこの幅を選択できるシバタイヤはかなりの利点がありそうです。
また、Z3に比べてTW280は熱ダレしません。Z3は最初〜2周程度は良いグリップを発揮しますが、温度が高くなりすぎると全くグリップしなくなる感じがします。それに対しTW280は熱が入りやすく、その後もほぼ一定でグリップを発揮します。Z3のグリップが10から5になるイメージなら、TW280はずっと7といったところです。熱が入りやすいだけでなく、冷感時もつるつる滑るわけではなく、雨でも全く食わなくなるということがないので普段使いも全く問題ありません。
またライフもかなり長いです。Z3の倍くらいは持つイメージでしょうか。タイヤ表面の材質や溝が深いことが関係していそうです。まあそもそもZ3がTW200に対して280なので当たり前ですが...。この長いライフ、扱いやすい性質、比較的お手頃な値段なのにも関わらずそこそこグリップするというバランスがこのタイヤの非常に良い点だと感じます。
シバタイヤはインチやサイズが上がっても価格の上がり方が穏やかで、他社が頻繁に値上げを行なっている中でも値上げされておらず、TW200や280など用途に応じて種類を選べるのでかなりオススメです。周りでもサーキットを中心として、履いているひとを多く見かけます。普段使いができ、サーキットも走れるTW280ですが、流石にTW200が気になってきました。軽耐久レースでは他チームでTW200を選択されている方もいらっしゃいましたし、サーキット常連の知り合い方々は大半がTW200です。次は200を試してみようかな...
